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  • 2019.11.9
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破壊的・非破壊的イノベーション【前】マーケティング上位のMAINモデル

ワールドマーケティングサミット東京2019 最後の講演は、早稲田大学大学院 経営管理研究科教授 川上智子氏の「日本発のマーケティングによる価値創造とイノベーション」。事例をもとに、 破壊的イノベーション (Disruptive Innovation)と非破壊的イノベーション (Non-disruptive Innovation) を分析しました。

川上氏は、ビジネススクールの教授以外にもマーケティング国際研究所 所長、早稲田ブルー・オーシャン・シフト研究所 副所長、宝ホールディングス 社外取締役、学術誌 The Journal of Product Innovation Management の編集委員といった幅広い任務に着任。2017年アジアのトップリサーチャー100人の1人に選出されています。

そうそうたる経歴に「あまり知られていないので、自分で言うようにしています」と言い添え、場を和ませました。

ユーザー依存の破壊的イノベーション

まず破壊的イノベーションを紹介。その例として、電子書籍端末(リーダー)を取り上げ、普及の成否を別ける外部要因、“ネットワークの外部性”に関する日米比較に触れました。その論文を7分にまとめたYouTube動画を再生し「今どきの研究者はビデオクリエイター」と笑いを取りました。

ビデオゲームにはソフトが必要であると同様に、電子書籍リーダーにもコンテンツが必要です。ユーザーを増やすための補完品が存在するか否かで、総合的な利用者の数が決まり、それにより製品の価値や浸透度が決まります。

電子書籍リーダーの場合、アメリカではこの外部要因がプラスに働き、ベストセラーコンテンツを網羅するまでに浸透。一方で日本はマイナス要因となり、一部のマンガ、参考書程度に止まります。川上氏の論文ではその理由を、業界関係者20人の取材をもとに分析しました。

以上、日本市場で電子書籍リーダーは、組織、技術、環境からなる間接的な“ネットワークの外部性”により、普及が阻まれています。これについて川上氏は「日本に足りないのはマーケティングです」と断言しました。

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